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ミノサイクリンの副作用にうつ病はあるの?

ミノサイクリンとはニキビや皮膚過敏症といった皮膚障害、淋病などをはじめとする性病、コレラやライム病などの特異的疾患、呼吸器症候群や尿路感染症など様々な疾患に対して効果を発揮する抗生物質です。抗生物質ですので、ミノサイクリンには多くの副作用があり、めまい・運動障害・喘鳴といった前庭障害が女性に多く見られるケースや、腹痛やめまい、下痢などが生じる事があるとされています。また、長期間の服用に伴い、三か月程度から徐々に皮膚が灰青色に変化したり歯の色素沈着が起こる事があります。また重篤な物としては発熱や目の病変、視覚に関する症状、咽頭炎、離人症などの精神症状が引きおこされる可能性があります。なお、離人症とは、解離性同一性障害と呼ばれるもので、自分が自分ではない感覚に陥る疾患のことを言います。
ただし、ミノサイクリンは副作用としてうつ病症状は見当たらないとされています。むしろ副作用どころか、うつ病の治療効果があるのではないかと考えられていて、うつ病の中でも難治性、およびほかの感染症が原因となって生じているうつ病に効果があると考えられています。そのため、副作用としてうつ病が認められることはなく、むしろほかの原因を考える必要があります。
なお、ミノサイクリンは非常に扱いが難しく安易な使用は避ける必要があります。前述したとおり前庭障害があるために女性への投与は基本的に行われません。抗生剤だからこそ適切な服薬コントロールが求められるのです。ネットなどの通販サイトでは個人輸入が可能と言えますが、非常に扱いが難しいので仮に使う場合でも医師の診断を受けたのちにしましょう。ネットなどを活用しただけで使用することは副作用の出現などから非常に危険なので、医師の診断があってから使用することをお勧めします。