Archives / 12月 2015
ミノサイクリン(抗生剤)は性病による尿道炎などにも

ミノサイクリンとは、様々な用途で使用される抗生剤です。もっとも有名な用途はニキビなどの皮膚障害で、皮膚関連の疾患に強い効果を発揮します。ペストやライム病などの疾患に対しても効果があるとされており、非常に強力な抗生剤と言えるでしょう。
そのような、ミノサイクリンは非常に多くの病気に適応となっています。前述した皮膚障害に加え、トキソプラズマなどが関係している呼吸器疾患や脳症、尿路感染、関節リウマチ、抗うつ作用など多くの効果があります。その中でも性病にも効果があるとされています。淋菌が感染したことで起きる、膿性尿道炎や淋菌に加えてクラミジアに感染することで生じる混合性尿道炎にも効果があります。ちなみにこの膿性尿道炎は男性に起こりやすいもので、排尿時に非常に強い痛みを伴う事から恐れられている疾患です。
ミノサイクリンではこういった疾患に対しても効果を発揮するので、非常に有用であるといえます。しかし、抗生剤ですので当然ながら、非常に多くの副作用があります。たとえば、ミノサイクリンを使用していると腹痛や下痢といった消化器に関する症状、傾眠傾向、耳鳴りや運動障害などの前庭症状が見られるとされています。また、重篤な症状では発熱傾向や、目や皮膚の病変、離人症的な精神障害などが見られる事もあり、腎不全患者に対する処方の場合は全身性エリテマトーデスが起きるリスクがあります。効果が強い分非常に副作用も協力という事です。
そのため、尿道炎になり自身で勝手に判断して服薬するのではなく必ず医師に相談するようにしましょう。薬の管理が非常に大切なのが、ミノサイクリンですので安易な服薬はやめるように心がけることが大切ですね。