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アジスロマイシンとミノサイクリンの違い

アジスロマイシンとは、アメリカの大手製薬会社、ファイザー株式会社が製造、販売しているマクロライド系抗生物質です。
日本では、「ジスロマック」と呼ばれており、略号は「AZM]です。
2009年時点で、15員環マクロライド系抗生物質はアジスロマイシンのみです。
長時間体内に留まる特徴がある、長時間作用系のお薬です。
成人の場合は、呼吸器感染症、リンパ管・節感染症、副鼻腔炎などの症状には、基本的に1日1回500mgの服用を3日間続けることで、1週間効果が持続します。
また、クラリスロマイシンなどでみられる薬物相互作用はほとんどありません。

ミノサイクリンは、日医工という製薬会社が開発、販売している薬です。
アジスロマイシンと同じく、感染症に対して効果を発揮する薬剤です。
細胞が生育するのに必要なタンパク質が出来るのを阻害し、病原菌や微生物の増殖を抑えるるように働きます。
通常の量を使用すると菌の増殖を抑える作用があり、高濃度で用いれば病原菌や微生物を死滅させることも可能です。

似たような作用のアジスロマイシンとミノサイクリンですが、違いは何なのでしょうか。
これは、アジスロマイシンはマクロライド系の抗生剤であるのに対し、ミノサイクリンはテトラサイクリン系の抗生剤である点です。
治療のための必要量も異なります。